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小児矯正

美しい歯並びと笑顔を
お子さまに送りましょう

小児矯正

「子供の歯並びはこのままで大丈夫?」
「どんな装置を使ってどんな治療をするのだろう?」
「痛みはどれくらいあるのだろう?」
など、お子さまもご両親もわからないことや不安が沢山ですよね。
当院では、お口の中の問題や治療方針などを分かりやすくご説明いたします。
また、お子さまが安心して楽しく治療を受けていただけるよう居心地のよい環境作りを行っております。

どうして“こどもの歯並び”
は悪くなるの?

歯並びを悪くする原因には遺伝的な要因もありますが、生活習慣や筋肉の使い方からくる発育異常がもとで、歯並びに悪影響を与えていることが少なくありません。
そこを見極めるためにも、お子さまの歯並びが気になったら早期のご相談をおすすめします。

歯並びや咬み合わせが悪いということは、歯の生え方だけの問題ではなく、アゴ(顎骨)の発育状況に起因している可能性があります。
お口の周りにはたくさんの重要な筋肉があります。特に「舌」は、歯並びに大きな影響を及ぼします。

舌の位置にも注意

舌は本来は上顎についていなければいけません。口を開いて口で呼吸をすると舌が下がり、上顎の発育が悪くなり、歯の生えるスペースが不足してしまい歯並びがガタガタになります。
また、舌が下がると気道を狭くしてしまいます。気道が狭くなると鼻からの空気が通らなくなり、睡眠時にいびきをかいたり、眠りが浅くなったりします。
当院ではこういった習癖や環境的な要因を改善し、お子さまに合わせた最適な装置を使用することで、歯並びをよくするだけではなく、もっと健康にもっと笑顔になれるようお手伝いをさせていただきたいと考えております。

歯並びを悪くする癖
ってどんなもの?

Check 01指しゃぶり
指しゃぶりは、歯並びのトラブルや開咬の原因になることで知られています。小さな頃は可愛いので、そのままにしておく方は多いかもしれませんが、3~4歳になった段階で続けている場合は、できる限り早めに止めさせるようにしましょう。
Check 02ほおづえ
頬杖は、わずかな力でも顎関節に負担がかかり、顎の形を変える可能性があります。また顎の成長を阻害する恐れもあるので、意識して頬杖をやめるように心がけましょう。
Check 03口呼吸
口呼吸が続くと、舌の位置や顎の形を下げて、歯列不正の原因となります。また、口腔内が乾燥することで細菌の繁殖しやすい環境を形成してしまうのです。結果的に、虫歯や歯周病のリスクを高めたり、風邪にかかりやすくなったりと健康面においてもさまざまな悪影響を及ぼします。
Check 04爪やシーツを噛む
爪やシーツを噛む行為は、歯や顎関節にとって不自然な動きが連続します。特に、シーツを噛む癖があると、前歯が前に飛び出してしまうリスクを高めてしまうのです。
Check 05うつぶせで寝る
うつぶせの姿勢で長時間睡眠をとっていると、顔が圧迫されて歯の位置が変わる恐れがあります。気道が狭くならないことから、いびきが軽減することもありますが、リスクのほうが強い状況です。うつぶせで寝ている場合は早急に改善するようにしましょう。
Check 06歯ぎしり・食いしばり
歯が噛み合わさる際の力は非常に強く、歯ぎしりや食いしばりが続くと、歯列不正だけではなく、歯の摩耗、顎関節症、歯周病などのリスクを高めます。
また、睡眠時無呼吸症候群の要因ともなるので、注意するようにしましょう。
Check 07舌癖
通常、口を閉じた状態での舌の位置は、舌の先が上顎の前歯の付け根に軽く触れる程度です。しかし舌を用いて、前歯に不必要な圧力をかける癖があると、時間とともに歯並びに悪影響を及ぼし、歯列不正の原因となります。正しい舌の位置と嚥下の技術を学びたい方は当院までご相談ください。
Check 08日常の姿勢
猫背や首の傾きが長期にわたって続くと、それが顎の位置や咬み合わせに間接的な影響を及ぼす可能性があります。また頭の位置が不適切な状態に維持されると、顎の筋肉に不必要な負担がかかり、顎の位置が不安定になる可能性を高めます。
ぜひ普段から意識して正しい姿勢を保つようにしましょう。

小児矯正をはじめる
時期はいつから?

第Ⅰ期矯正治療

6歳から12歳の間に実施するのが、第Ⅰ期の小児矯正治療です。乳歯と永久歯が混在する時期なので、顎の成長を最大限に活用できます。Ⅱ期矯正治療に比べると、歯並びや骨格の不調和を治す上での適齢期としてぴったりのタイミングです。

第Ⅱ期矯正治療

永久歯が全て生え揃った後に始めるのが、第Ⅱ期の矯正治療です。基本的には成人の方が受ける矯正治療と同じ方式を取ります。お子さまの症例により、固定式や取り外し式などさまざまな矯正装置を使用可能です。先に第Ⅰ期治療をしておくことで、第Ⅱ期矯正治療のワイヤーやマウスピースの治療期間が短くなります。

小児矯正を受けるメリット

歯に傾きがあったり、バラバラに生えていたりすると、成長するにつれて顎が変形するリスクを高めます。そこで歯が生え変わる時期に適切な介入を行うことで、歯並びの問題や咬み合わせの不具合を予防または改善し、正常な顎の成長を促せるのです。また大人になってからの矯正治療を避けられる可能性が高まります。

  • 01

    大人の歯を並べるための場所を
    確保する

    成長期の子供の矯正治療では、顎骨を拡大したり成長を利用することで、歯を抜かなくても隙間を確保できる可能性が大きくなります。

  • 02

    顎骨の正常な成長を促し、顔貌の発達を改善する

    出っ歯や受け口などは早期に治療することで成長を利用して骨格的な改善を図ることが可能になります。矯正治療により顎の正常な成長が起こると顔立ちも変わっていきます。

  • 03

    歯並びを悪くする原因を
    抑制・排除する

    口呼吸、舌の癖、間違った飲み込み癖、指しゃぶりなどの機能的な癖は歯並びを悪くする原因となります。これらの癖を早期に改善することで、正常な歯並びと顔貌の成長を誘導することができます。

  • 04

    大人の矯正治療の難易度が下がる

    こどもの矯正治療だけでも歯並びが十分に改善することもありますが、もし大人の矯正治療が必要となっても顎の成長や筋機能の改善を行なっていることで、治療の難易度が下がり治療期間も短くなります。

小児矯正で使用する矯正装置

トレーナー型矯正装置
(マイオブレース/プレオルソ)

歯並びを悪くする原因に働きかけ、顎骨の自然な成長と発達を促します。歯並びを悪くする原因には遺伝的要因と環境要因があるといわれています。
環境要因とは口呼吸、舌突出癖(舌を前に出す癖)、逆嚥下(舌の奥を押し広げて食物を落とし込む食べ方)、指しゃぶりなど、誤った口腔習癖があげられます。
顎骨の成長と発達には正しい舌位と鼻呼吸がとても重要です。口呼吸をしている場合、安静時の舌が上顎についた位置に正しく置かれません。そのため、上顎が十分に発達せず下顎の前方への成長も妨げられます。歯並びだけでなく、気道が制限されて呼吸にも影響を及ぼす可能性があります。

治療期間
1年~2年
(なおこの後もOBS・MFTなどの治療も続けていきます)

Merit

  • 歯並びの乱れを抑え、永久歯の抜歯をしなくて済む可能性が高まります
  • 器具を状況に応じて外せるので、食事や会話が不自由になる心配がありません
  • 器具透明なので、人前で装置に気づかれる心配がありません

Demerit

  • 矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です
  • 成長段階で後戻りをする可能性があります
  • きちんと装着時間の管理してあげないと効果が出ない可能性もあります。

拡大装置

顎が小さい、歯が大きいなどでデコボコの歯並びの治療で歯列を広げることを目的に使用する装置です。約1週間に1回、ねじを回して装置を広げることで、歯列の幅を広げるように動かし、永久歯がきれいに並ぶスペースを作り出します。
主に取り外すことの出来る装置を使用しますが、様々なお口の中の問題に応じて、一人ひとり異なった装置を使用します。そのため、場合によっては固定式の装置を使用することもあります。
お子さまの症状に合わせて適正な量の拡大を行っていきます。

Merit

  • 上顎の骨の成長を促し、無理なく骨格や歯列のバランスを改善します
  • 永久歯が生え揃うスペースを確保できれば、抜歯を回避できる可能性が高まります

Demerit

  • 矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です
  • 装置に慣れるまで、発音障害が出る可能性があります

部分矯正

お子さまの歯並びで「すきっ歯や1歯だけなど、部分的に治療したい」という場合、将来的な歯の生え方や、歯の動きを加味しながら「こどもの部分矯正」も扱っています。

治療期間
5カ月~ 8カ月

Merit

  • 通常の矯正に比べると治療期間や費用を抑えられます
  • 部分矯正で用いる装置は、患者さまへの負担が最小限で済みます
  • 部分矯正によって歯を抜かないで済む可能性が高まります
  • 全顎矯正の装置に比べると部分矯正の治療器具は目立ちません

Demerit

  • 矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です
  • 治療中は一時的に見た目が悪くなる可能性があります
  • 対応症例が少ないのが特徴です
  • 咬み合わせの改善は期待できません

小児矯正の症例紹介

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  • 月(月2回)
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    日(月2回)
    9:00~14:30

小児矯正の詳細について

診療前の注意点について

  • 自費治療になるため、保険診療に比べ費用が掛かります
  • 小児矯正の場合は、顎の骨が成長を終える15歳前後までの経過観察を必要とするため、治療期間が長くなることがあります
  • 十分な治療効果をめざすには、親御さんによるお子さんの管理が必要になります

費用について

矯正治療の費用につきましては料金表をご確認ください。また不明点がありましたら事前にスタッフにお尋ねください。