矯正治療について

矯正治療の目標

矯正治療の主な目的は、美しい歯並びを手に入れるだけではありません。
歯並びや咬み合わせが整うと、お口の健康を総合的に高める効果が期待できます。
たとえば、隅々までブラッシングできるようになったり、歯の噛む力が分散したりすることで、将来歯にトラブルが生じるリスクを減らせます。
矯正治療は時間のかかる治療です。そのため、当院では患者さまが快適に通っていただける環境づくりを重視しています。

こんなお口のお悩みは
ないでしょうか

• デコボコとして歯磨きしづらい
  ‐叢生-

  

  歯が重なり合って生えていたり、犬歯が飛び出している状態。歯が非常に大きいか、顎が小さいことなどが原因として考えられます。歯みがきがしずらい為、虫歯や歯周病になりやすいとされます。

• 口が閉じず噛み切れない
  -開咬-

  

  上下の前歯が咬み合わせず、上下に隙間が空いている状態。麺類、ピザやサンドウィッチが咬み切れない方がいます。
  舌の大きさや位置がその原因となる場合が多いようです。

• 歯が前に出ているのが気になる
  ‐上顎前突‐

  

  上の歯が大きく前に出ている咬み合わせ。口が閉じにくく、笑うと上の歯ぐきが出てしまう状態です。呼吸器系の病気がその原因となる場合もあります。

• 上下の顎がかみ合わない
  ‐過蓋咬合-

  

  前歯の咬み合わせが深く、下の前歯が見えなくなっています。下の顎の動きが制限されてしまったり、下の前歯が上の内側の歯肉を咬んでしまう状態です。

• 下あごが前に出てしまう
  -反対咬合（下顎前突）-

  

  下の歯が上の歯より前に出ている咬み合わせです。
  横顔がしゃくれた感じになる事が多く、上下前歯の角度が原因によるものと、顎の骨格のバランスが悪い場合とがあります。

• 前歯に隙間ができている
  ‐空隙歯列‐

  

  歯と歯の間に隙間、俗にいう「すきっ歯」がある状態です。顎の大きさに対して、歯のサイズが小さい事や、先天的に歯の本数が足りない事がその原因となる場合が多いとされています。

さまざまなニーズに
応えた矯正治療

矯正治療の流れ

1. Flow01

   初診矯正相談
   （約30〜45分）

   

   歯並びを診察後、患者さまが気になることをお聞きし、現在の状態や矯正治療の流れについてご説明させていただきます。
   歯並び・矯正に対して、お悩みや疑問をいろいろお持ちだと思います。まずは、歯並び・咬みあわせ・お口元でお困りのことや、理想とする仕上がり、費用、治療期間のことなど、患者さまが気になっていることを何でもお聞かせください。
   カウンセリングでは、お口の中を確認し、概ね治療可能かどうかの簡易的な診断と概算の治療金額をお伝えします。

2. Flow02

   診断（約30分）

   

   現在の状態を詳しく把握し、治療方針を決定するために必要な検査を行います。

3. Flow03

   治療開始

   

   矯正装置を装着し、歯を動かす治療が開始します。装置装着後は通常1か月に1回来院していただき、調整を行います。

4. Flow04

   保定期間

   

   矯正装置が外れると、後戻りを防止するためのリテーナーをご使用いただき経過を観察していきます。

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矯正歯科治療の詳細